吉井川の恵みと家族の手が育む
ここにしかない米づくり

生産者紹介
佐藤さん×名刀味噌本舗

2026-01-17

地の利と手間が育てる、
確かな品質

吉井川の恵みと、水はけのよい地質に支えられた環境で、「朝日」「アケボノ」「にこまる」、そして希少な「黒米」を育てているのが、瀬戸内市邑久町の佐藤さんです。

岡山県瀬戸内市・邑久町豆田地区は、吉井川と千田川に挟まれた、水に恵まれた農業地帯。
中国山地から流れ出る豊富な水量、鉄分を含む砂地の土壌、そして瀬戸内の温暖な気候。この土地ならではの条件が、米づくりの土台を支えています。
吉井川下流域に広がる砂地の土壌は、水はけがよく、余分な成分が溜まりにくいのが特長です。そのため、雑味の少ない、すっきりとした甘みのあるお米が育つと言われています。一方で、砂地ゆえに多くの水を必要としますが、隣接する吉井川の豊富な水量が、その条件をしっかりと満たしています。
「米づくりの命は水」。水と土壌、そして瀬戸内の穏やかな気候が重なり合うことで、この地ならではの米づくりが成り立っています。

黒米から始まった、
長い付き合い

佐藤さんが栽培する作物のなかでも、黒米は県内でも生産量が少ない希少な品種です。
名刀味噌本舗の先代・高原宣隆がその品質に惚れ込み、長く仕入れを続けてきたことから、佐藤さんとのつながりが始まりました。

黒米のおいしさを支えているのも、この土地ならではの環境です。砂地で水はすっと抜け、常に新しい水が循環する地質。すぐそばを流れる吉井川の存在も大きく、昔から「この辺りの米はうまい」と語り継がれてきました。
冬の農閑期には、草の種を残さないよう田んぼを何度も耕し、土に空気を入れながら発芽前の草を抑える作業を続けています。こうした地道な手入れの積み重ねによって、田んぼは常にきれいな状態が保たれています。

黒米は、ポリフェノールやビタミン、ミネラルを多く含む栄養価の高いお米です。白米と混ざると品質に影響が出てしまうため、離れた圃場で隔離して栽培されています。水の管理から種まき、収穫後の扱いに至るまで、細心の注意が払われています。

黒米の栽培を始めて15年以上(2025年時点)。こうして守り続けられてきた純度の高い黒米は、土地の力と佐藤さんの丁寧な仕事があってこそのもの。その確かな品質が、名刀味噌本舗の「黒米あま酒」の味わいを生み出しています。

名刀味噌本舗を支える、朝日米の魅力

岡山県の在来種である朝日米は、粒が大きく、適度な硬さを持つ硬質米です。なかでも瀬戸内市で育てられた農家こだわりの朝日米は、粒立ちがよく、冷めてもおいしいことから、寿司職人をはじめ、食に精通する人たちに長く愛されてきました。

その朝日米の魅力を、まっすぐに伝えたい。そんな思いから生まれたのが、名刀味噌本舗のあま酒「糀ネクター」です。「糀ネクター」は、米麹100%でつくる、フルーティーな香りとすっきりとした甘みが特長のあま酒。兄の高原陽平が、佐藤さんが育てる朝日米のおいしさに惚れ込み、「朝日米そのものの風味や香りを、麹だけで表現できないか」という思いを胸に試作を重ね、どうしても形にしたかった商品が、「糀ネクター」なのです。

家族の手で守られる、米づくり

佐藤さんの米づくりは、家族経営ならではの小回りの利く、丁寧な手仕事が特長です。昔ながらのスタイルを大切にしながら、家族で協力し、農地を守り、日々お米と向き合っています。

名刀味噌本舗の工場からもほど近い場所で育てられている佐藤さんのお米。吉井川の自然と、家族の手で積み重ねられてきた米づくり。その恵みが、名刀味噌本舗の商品づくりを支えています。

佐藤さんの素材を使った商品のご紹介